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ガイド · マドリード

マドリードのフラメンコ:タブラオの料金と選び方

マドリードのタブラオで観るフラメンコショーは約1時間です。公式サイトで料金を公開している8軒(調査したのは9軒)では、大人チケットが€31〜€52で、多くはドリンク1杯付きです。公演は17:00から始まるので、ショーを観てからスペインらしい遅めの時間に夕食をとることも、夕食付きのタブラオを予約することもできます。また、2026年10月28日から2027年6月25日まではTeatro RealでFlamenco Realシリーズが開催されます。

写真:Diego Delso, CC BY-SA 4.0

2026年10月18日更新

タブラオ、劇場、フェスティバル:何が観られるか

マドリード観光局によると、マドリードでは大劇場での公演から、タブラオやクラブでの小規模な歌と踊りのリサイタルまで、毎日どこかでフラメンコが上演されています。マドリード州政府はフラメンコを文化財(Bien de Interés Cultural)に指定しています。

  • タブラオ:ステージのある小さな店で、毎日決まった時間に公演があります。歌、ギター、踊りを組み合わせたグループによるショーで、所要時間は約1時間です。マドリードのタブラオの多くは夕食やタパスも提供しています。
  • 劇場:著名アーティストが特定の日程で出演する公演です。Teatro RealのFlamenco Realシリーズや、Teatros del Canalで開かれるSuma Flamencaフェスティバルなどがあります。
  • 両者の中間:Teatro Flamenco Madridでは、テーブル席のある劇場で同じショー「Emociones」を1日に数回上演しています。

初めてのフラメンコで滞在が数日だけなら、タブラオがいちばん手軽です。毎晩公演があり、公式サイトから予約できます。

マドリードのタブラオ:公演時間、所要時間、料金

各店の公式サイトの情報で、2026年10月18日に確認しました。料金は大人の通常チケットで、席のエリアによって異なる場合は幅で示しています。

店名 エリア 公演 所要時間 大人 料金に含まれるもの
Corral de la Morería ラ・ラティーナ 19:30と、曜日により21:30〜22:55のうち1回 記載なし €49.95 ショーのみ(夕食は別料金)
Tablao Flamenco 1911 サンタ・アナ 18:00、19:30、21:00、22:30 1時間 €40〜€52 ドリンク1杯
Cardamomo ソル〜サンタ・アナ 18:00、19:30、21:00、22:30 1時間 €34〜€50 ドリンク1杯
トーレス・ベルメハス(Torres Bermejas) ソル〜カリャオ 17:00、19:00、21:00 約1時間 €31(ドリンクなし)または€39 ドリンク付き€39、コース料理付き€59〜€89
Las Tablas スペイン広場 19:00、21:30 1時間 €45 ドリンク1杯、夕食付き€102または€112
Las Carboneras アウストリアス 20:00、22:00 約1時間 €45 ドリンク1杯、タパスメニュー付き€60
Tablao de la Villa アウストリアス 火〜土曜19:30、21:45、月・日曜20:30 1時間 €46 ウェルカムドリンク(タパスメニューは別途€44)
Teatro Flamenco Madrid(Emociones) マラサーニャ 17:00、19:00、20:45、金・土曜は22:30も 1時間 €42 ウェルカムドリンク
Essential Flamenco ソル 18:00、19:30、21:00 記載なし 非公開 ドリンク1杯
  • Corral de la Morería(Calle Morería, 17):公式サイトによると1956年創業です。出演者は毎週替わり、一流の踊り手が中心を務めます。確認したすべての日(10月18日〜24日)でチケットは€49.95でした。1回目の公演は19:30、2回目は曜日により21:30、22:30、22:55のいずれかです。夕食をとる場合はショーの前に入店し、料理は別払いです。レストランのページによると料金は€65.95〜€79.95で、これにチケット代が加わります。7歳未満は入場できません。
  • Tablao Flamenco 1911(Plaza de Santa Ana, 15):かつてのタブラオVilla Rosaで、公式サイトによると1911年創業です。マドリード観光局によると、2年間の休業を経て現在の名前で再開しました。ステージには10人の出演者が立ちます。予約時に座席表からテーブルを選ぶ方式で、10月21日の料金は€40(Cゾーン)〜€52(VIP)でした。0〜3歳は保護者の膝の上なら無料、4〜12歳はBまたはCゾーンで€25です。タパスメニューも追加できます。24時間前までは全額、24〜12時間前は50%が返金され、€2の追加料金を払えば3時間前まで返金を受けられます。Feverでも販売しています。
  • Cardamomo(Calle Echegaray, 15):公式サイトによると1994年創業です。出演者は8人以上で、プログラムは毎週替わります。10月21日のチケットは€34(Cゾーン)〜€50(VIP)でした。12歳未満はBまたはCゾーンで€25(大人1人につき子ども2人まで)、マドリード在住者は€29です。ショー中に楽しめるタパスメニューはオンライン予約で€19です。24時間前までは全額、24〜12時間前は50%が返金されます。
  • トーレス・ベルメハス(Calle Mesonero Romanos, 11):公式サイトによると60年以上の歴史があります。€31のチケットはドリンクなしのサイド席で、ドリンク付きは€39です。ショー付きのコース料理は€59(タパス)〜€89で、夕食はショーの前に提供されます。公式サイトによると金・土・日曜には15:00の公演もあり、休みは12月24日のみです。3歳までは無料、4〜12歳は50%割引です。48時間前までは無料でキャンセルできます。Feverでも販売しています。
  • Las Tablas(Plaza de España, 9):0〜3歳は無料、4〜10歳は€20です。ショー付きの夕食は、タパス、魚、ベジタリアンのメニューが€102、肉のメニューが€112です(タパスメニュー以外は24時間前までに注文が必要)。公式サイトによるとチケットは返金不可ですが、24時間前までなら日程を変更できます。Feverでも販売しています。
  • Las Carboneras(Calle Conde de Miranda, 1、マヨール広場の近く):踊り手のManuela Vega、Tacha、Ana Romeroが創業したタブラオです。ドリンク付きでショーのみの回は20:00と22:00、夕食付きの回は19:15と21:30です。25周年を記念して、22:00の公演は€35になっています。6〜12歳は€22.50、0〜5歳は無料です。ショー付きのタパスメニューは€60、プレミアムメニューは€88です。24時間前までは全額、12時間前までは50%が返金されます。
  • Tablao de la Villa(Calle de Torija, 7):19世紀の邸宅にある、かつてのCafé de Chinitasの店舗を使っています。ウェルカムドリンク付きのショーは€46、タパスメニューとドリンク2杯付きは€90です。6歳以上が対象です。撮影できるのは最初の5分間のみです。24時間以上前ならキャンセルや日程変更ができます。
  • Essential Flamenco(Calle de la Cruz, 26、Teatro Tablao Flamenco Torero内):公式サイトによると、地下にあるレンガ造りの部屋で、夕食の提供はなく、マイクも使いません。1日3公演で、いずれもドリンク1杯付きです。公式サイトには料金が掲載されておらず、チケットはFeverで販売しています。

各店の公式サイトで購入するのがいちばん確実です。複数のショーの空き状況と料金をまとめて比べたい場合は、Tiqetsのマドリードのフラメンコページにいくつか掲載されています。

マドリードで予約

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Teatro Flamenco MadridのEmociones

Emocionesは、マラサーニャにあるTeatro Flamenco Madrid(Calle del Pez, 10)で毎日上演されているショーです。同劇場は「世界初のフラメンコ劇場」をうたっています。年中無休で、日〜木曜は17:00、19:00、20:45、金・土曜はこれに加えて22:30にも公演があります。所要時間は1時間で、出演者は日によって替わります。

  • 料金:2026年10月18日の時点で、大人の通常チケット(13歳以上)は€42、子ども(6〜12歳)は€21で、5歳までは無料でした。割引になる回もあり、同日の17:00の公演は€35.70でした。正確な料金は日時を選ぶと表示されます。
  • 座席:GeneralとPremiumはウェルカムドリンク付きの相席テーブル、Promoは後方の席でドリンクなし、VIPボックスはショー中のドリンク付きです。
  • 早めの到着を:席は先着順で、劇場は20分前の到着を勧めています。
  • キャンセル:24時間前までなら全額返金または日程変更ができます。

チケットは公式サイトのほか、TiqetsやFeverでも販売しています。

タブラオの選び方

タブラオの公式ランキングはないので、自分が重視するポイントで選びましょう。

  • 予算を抑えたい:トーレス・ベルメハス(ドリンクなし€31)、Cardamomo(€34から)、Las Carbonerasの22:00の公演(ドリンク付き€35)。
  • 夕方の早い時間に観たい:トーレス・ベルメハスとEmocionesは17:00、Cardamomo、1911、Essential Flamencoは18:00開始です。到着日で疲れているときや、子ども連れのときに便利です。
  • 子ども連れ:ほぼすべての店に子ども料金があります。Corral de la Moreríaは7歳未満は入場不可、Tablao de la Villaは6歳以上が対象です。
  • 夕食込みで楽しみたい:トーレス・ベルメハス(€59〜€89)、Las Carboneras(€60または€88)、Tablao de la Villa(€90)、Las Tablas(€102または€112)。Corral de la Moreríaは夕食を別途予約します。
  • 一流の出演者を観たい:Corral de la Moreríaは一流の踊り手を迎えて毎週出演者が替わります。Cardamomoと1911もプログラムを毎週入れ替えています。
  • 小さな部屋で生音を聴きたい:公式サイトによるとマイクを使わずに上演するEssential Flamenco。
  • エリアで選ぶ:Cardamomo、1911、Essential Flamencoはプエルタ・デル・ソルから歩いて数分、Las CarbonerasとTablao de la Villaはマドリード・デ・ロス・アウストリアス、Corral de la Moreríaはラ・ラティーナ、Emocionesはマラサーニャ、Las Tablasはスペイン広場にあります。

まだホテルを予約しておらず、夜は歩いて帰りたいなら、タブラオが集まるソルやバリオ・デ・ラス・レトラス周辺で宿を探すとよいでしょう。

フェスティバルとシリーズ:Suma Flamenca、Flamenco Real、ビエナル

  • Suma Flamenca:マドリード州政府が主催するフラメンコフェスティバルです。マドリード観光局によると、第21回は2026年10月13日から11月1日まで開催され、フラメンコの女性たちをテーマにした43公演が行われます。メイン会場はTeatros del Canal(Calle de Cea Bermúdez, 1)で、チケットは€9からです。ほかにAteneo de Madrid、Teatro de la Abadía、州内のいくつかの町でも公演があります。2027年の日程はまだ発表されていません。
  • Flamenco Real:Teatro RealのSalón de Baileで行われるシリーズで、2026年10月28日から2027年6月25日まで、水〜金曜の20:00に9公演が上演されます。幕開けはArcángel(10月28日〜30日)、締めくくりはLa MonetaとLa Piñona(6月23日〜25日)です。マドリード観光局によると料金は€30からです。
  • ビエナル・フラメンコ・マドリード(Bienal Flamenco Madrid):第2回は2027年に開催予定で、メイン会場は文化センターConde Duqueです。観光局はまだ日程を発表していません。

劇場でのフラメンコ公演を含め、日程が発表されたイベントはすべてマドリードのイベントカレンダーに掲載しています。

日本などスペイン国外からの旅行者へのアドバイス

  • スペイン語がわからなくても大丈夫:マドリード観光局が言うように、フラメンコの表現力は、言葉がわかるかどうかに関係なく誰の心にも届きます。Corral de la Morería、Cardamomo、Tablao Flamenco 1911は公式サイトの日本語版もあり、観光局もフラメンコガイドを日本語で公開しています。
  • 夕食は遅め:Spain.infoによると、スペインのレストランの夕食は通常20:00〜22:30で、大都市や夏は23:30ごろまでです。17:00〜19:30のショーを観てから夕食にするか、夕食付きのタブラオを選ぶのが手軽です。
  • チップは義務ではありません:Spain.infoによると、サービス料は料金に含まれています。バーやレストランでは、気持ちとして5%〜10%を置くのが一般的です。
  • 早めの予約を:Tablao Flamenco 1911は、平日は7日ほど前、週末や繁忙期は15日ほど前の予約を勧めています。Cardamomoは、10月はチケットが事前に売り切れると案内しています。
  • 早めの到着を:Teatro Flamenco Madridは先着順の席で(20分前の到着を推奨)、1911は15分前の到着を勧めています。トーレス・ベルメハスは各公演の30分前に開場します。
  • ドレスコードはありません:1911はフォーマルな服装は不要としていますが、観客の多くはスマートカジュアルです。確認したほかの店のサイトにも、特に服装の指定はありません。
  • 撮影の可否は店によります:1911ではフラッシュなしの写真と短い動画は撮影できますが、ショー全体の撮影はできません。Tablao de la Villaでは撮影は最初の5分間のみで、ショー中は静かにするよう求められます。ほかの店で迷ったら、入店時に確認しましょう。
  • キャンセル規定を確認しましょう:トーレス・ベルメハスは48時間前まで、Teatro Flamenco MadridとTablao de la Villaは24時間前まで返金されます。Cardamomo、1911、Las Carbonerasは24時間前までは100%、24〜12時間前は50%の返金です。Las Tablasは返金不可で、日程変更のみ可能です。

よくある質問

マドリードのフラメンコショーの料金は?

調査したタブラオの大人チケットは、€31(トーレス・ベルメハス、ドリンクなしのサイド席)から€52(Tablao Flamenco 1911のVIPゾーン)です。夕食付きならトーレス・ベルメハスの€59からです。

フラメンコショーの所要時間は?

このガイドで紹介しているタブラオのうち、所要時間を公表している店はいずれも約1時間です。

夕食付きのタブラオは?

トーレス・ベルメハス(€59〜€89)、Las Carboneras(€60または€88)、Tablao de la Villa(€90)、Las Tablas(€102または€112)で、いずれもショー込みの料金です。Corral de la Moreríaでは料理代はチケットとは別払いです。

Emocionesとは?

マラサーニャにあるTeatro Flamenco Madridで毎日上演されているショーです。公演は17:00、19:00、20:45で、金・土曜は22:30もあります。所要時間は1時間で、2026年10月18日時点の大人通常チケットは€42でした。

子どももタブラオに入れますか?

はい、ほとんどの店で入れ、子ども料金もあります。Corral de la Moreríaは7歳未満は入場不可、Tablao de la Villaは6歳以上が対象です。いちばん早い公演は、トーレス・ベルメハスとTeatro Flamenco Madridの17:00の回です。

チケットの予約は必要ですか?

予約をおすすめします。会場は小さく、週末や繁忙期は満席になります。このガイドで紹介している会場は、Feverで販売しているEssential Flamencoを除き、すべて公式サイトでチケットを販売しています。

フラメンコショーでチップは必要ですか?

スペインではサービス料が料金に含まれているため、チップは義務ではありません。バーやレストランでは、満足したら5%〜10%を置くのが一般的です。

Suma Flamencaはいつ開催されますか?

2026年は10月13日から11月1日まで、Teatros del Canalをメイン会場に開催されます。2027年の日程はまだ発表されていません。

情報源

以下の公式サイトで確認した情報です。時間や料金は変更されることがあるため、お出かけ前にご確認ください。